師匠から

クリオネ水槽「昨日、(知床)ウトロのホテルで会合があったんだけど…」とクリオネ獲りの師匠からお電話をいただいた。
「(円柱型の大きい)クリオネ水槽(他社さんの水槽)がいつもあったのに無かったからスタッフの女の子に聞いたら、‘入れるクリオネがいないので、水槽ごと片付けている‘と言われた。まだ7月だよ」と。
例年、師匠が間接的にそのホテルに一定量のクリオネを供給していたのは私も知っていましたが、入れるクリオネがもういないとは…。

師匠は、ご近所の方がお持ちの弊社製クリオネ水槽には、元気なクリオネが1年中いることをご存知で、「(ウトロのホテルの水槽は)前にも故障で全滅したって聞いてたし、やっぱ下田君の水槽じゃないとダメなんだわと改めて思ったわ」と。

こちらのホテルでの詳しい事情は分かりませんが、弊社のクリオネ水槽は、単にクリオネを展示できる水槽ではなく、「厳冬から春にかけての限られた期間の中でも採集困難なクリオネができるだけ長く生きられるように」、「円柱水槽における水景の湾曲やレンズ効果などを発生させず、ハッキリと観賞できるように」との2つのコンセプトを基に「長期飼育ができるクリオネ展示水槽」を目指して研究を重ね開発したもので、世界一厳格といわれる日本の特許制度の下で特許を取得しています。
水槽本体には品質の良い日本製のアクリル板を使用し、細部までの精密な加工で特に給排水口でクリオネが傷つかない水槽を作っています。

蓄積してきたノウハウ、製造コスト、仕上がり品質も含め 全く違うクリオネ水槽です。